小さい犬の価値感

なぜ犬は小さい方が人気があるのか、いつからそうなったのか?不思議です。ペットショップを見ていると、同じ犬種でもおおむね体重が少ない方が値段も高めです。つまり、商品として、小さい方が価値を置かれているってことです。それは売る側の世界の、査定的価値観。じゃあ飼う側の方は、そこまで小さいことにこだわるのでしょうか?
欧米に比べれば日本の家屋は狭いかもしれません。一人暮らしや集合住宅に住む人も多めかもしれません。そんな日本人が小さい犬を選ぶのは、無理もないかもしれません。でも、そんなに極小じゃなければダメ?「ダメ」とまで言い切るほどこだわる人がどれほどいるのだろう?とどうしても疑問に思ってしまうのです。

狭い家屋で工夫して暮らす日本人に+1!

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「あの子と目があったから」
ブリーディングする側の説明は、人間が作った伝統である血統の世界。その犬種の理想的な姿を犬種標準とした説明が延々と続きます。「体高、骨格」とか「カラー、毛艶」、「親はチャンピオン犬の○○」などがアピールポイントです。いっぽう飼う側が選ぶ判断材料は?ドッグショーに出すことを目的とする以外のたいていの一般飼い主は、そのようなマニアックな話は「へ~~」と聞いて帰ってくるだけではなかろうか。子犬がわらわらと
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血統を発行するJKCも日本犬保存会も、「小さすぎる個体は健全性に欠ける場合があるので注意」と警鐘をならしています。無理な繁殖や摂取制限で強引に小さくする酷な話も後を絶ちません。もしも日本で「豆柴」「ティーカップ」という血統書を見せられたら、その業者は要注意。血統書はニセモノかもしれません。そしてそんな話やリスクを知った人々が、それでもまだ「絶対ティーカップ」と言うでしょうか?もしも「絶対」と言う人